コフキカラタチゴケ

2013.11.9 南房総市
2013.11.9 南房総市

やや黄色みを帯びた灰緑色の樹状地衣。
池脇の堆積岩の露頭にて撮影しました。

コフキカラタチゴケの隣に見える葉状地衣は、タカハシウメノキゴケ(Hypotrachyna osseoalba)。

ウメノキゴケ

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明るい場所の木の幹や枝、岩石上に生える葉状地衣。田舎ではごく一般的な普通種でよく目にしますが、都市部では見られません。

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地衣体の中央部には、顆粒状の裂芽が密生しています。

ダイダイゴケ属

2013.9.6 南房総市
2013.9.6 南房総市

庭に置かれている岩石の表面に発生したダイダイゴケ属の1種(画像の横幅は約1.2mm)。

薄い緑色のものが地衣類の体、”地衣体”です。
中央に見える橙色の丸いものが”裸子器”。ここに胞子が形成されます。
果托に共生藻があるレカノラ型と呼ばれるタイプです。

ヒメレンゲゴケ

2013.9.4 南房総市
2013.9.4 南房総市

安定した地上や岩上に生える、ハナゴケ科の地衣類。

柄のいたるところに、鱗葉がついています。柄の先端には、ちょっと形の崩れた盃があります。盃の縁には、茶色の点のようみ見える構造物が見られます。

2013.9.4 南房総市
2013.9.4 南房総市

盃の縁から伸びた枝に形成された子器が右下部にあります。