痂状地衣の一種
![2013.11.8 南房総市](http://nature.hommfarm.com/wp-content/uploads/2013/11/PB080057h-710x946.jpg)
孔口の周囲が白色の被子器が見えます。
コフキカラタチゴケ
![2013.11.9 南房総市](http://nature.hommfarm.com/wp-content/uploads/2013/11/PB090118h-710x532.jpg)
やや黄色みを帯びた灰緑色の樹状地衣。
池脇の堆積岩の露頭にて撮影しました。
コフキカラタチゴケの隣に見える葉状地衣は、タカハシウメノキゴケ(Hypotrachyna osseoalba)。
ウメノキゴケ
明るい場所の木の幹や枝、岩石上に生える葉状地衣。田舎ではごく一般的な普通種でよく目にしますが、都市部では見られません。
地衣体の中央部には、顆粒状の裂芽が密生しています。
ダイダイゴケ属
![2013.9.6 南房総市](http://nature.hommfarm.com/wp-content/uploads/2013/09/daidaigoke20130907trimweb-710x710.jpg)
庭に置かれている岩石の表面に発生したダイダイゴケ属の1種(画像の横幅は約1.2mm)。
薄い緑色のものが地衣類の体、”地衣体”です。
中央に見える橙色の丸いものが”裸子器”。ここに胞子が形成されます。
果托に共生藻があるレカノラ型と呼ばれるタイプです。
ヒメレンゲゴケ
![2013.9.4 南房総市](http://nature.hommfarm.com/wp-content/uploads/2013/09/20130904_28-710x946.jpg)
安定した地上や岩上に生える、ハナゴケ科の地衣類。
柄のいたるところに、鱗葉がついています。柄の先端には、ちょっと形の崩れた盃があります。盃の縁には、茶色の点のようみ見える構造物が見られます。
![2013.9.4 南房総市](http://nature.hommfarm.com/wp-content/uploads/2013/09/20130904_21-710x946.jpg)
盃の縁から伸びた枝に形成された子器が右下部にあります。