スダジイの萌芽枝の向こうに光輝く館山湾、鏡ヶ浦の海が見えます。
一番奥の淡い島影は伊豆大島のもの。
これは、三芳地区の金毘羅山の山頂からの眺め。
館山低地から三芳方面を見て、一番高く見える山。
鳥見の先輩によると、この金毘羅山で生じる上昇気流によって高度を上げた猛禽類(ハチクマ、サシバ、ノスリなど)が洲崎方面へ向かって渡っていくそうです。
この時も、人影に驚いたノスリが1羽飛び立ちました。
翌日の風を待って待機していた個体かもしれません。
渡り鳥と同じ視点で地形を眺めると、下から見上げるいつもの地形が、また違った意味を帯びながら見えてきます。