リバースアダプターを組み合わせて、無限遠が出るように改造したEL-Nikkor 80mm F5.6。
早速野外に持ちだしてレンズテストをしました。絞りはF8に固定して撮影しています。
上のサボテンの写真を見るとわかりますが、非常にすっきりとクリアに映るレンズです。
解像度は現代もマクロレンズに匹敵します(細部を見ればzuiko digital 50mm macroの方が上ですが)。
ボケも素直でいいですね。
PB-4ベローズを用いたアオリ撮影でも、色収差が出ないのがこのレンズの利点の1つ。
でも、メイン機がマイクロフォーサーズ機なので、画角が狭くなってしまうのが難点。この点では、フルサイズ機が欲しいところ。
強い光源の周りには、かなりはっきりとした光芒が現れます。これは好き嫌いが別れるところでしょう。夜景撮影では、喜ばれる利点かもしれません。
後ろに写っている漁船の周りに群がるカモメもしっかり写っているところからも、このレンズの実力が伺えます。