真夜中の濃霧のあと

夜中に濃い霧が発生した翌朝の畑。
植物体には、びっしりと水滴がついています。

上の写真はオオイヌノフグリ。

そして、こちらはセイヨウタンポポ。この早朝の時間には、まだ花弁は閉じられたままです。
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用いたレンズはEl-Nikkor80mm。

El-Nikkorのレンズ類はちょっとの逆光でも、ひどいフレアに悩まされます。この点については、現行のレンズにはかないません。
しかし、日陰や順行条件下ではとても良い仕事をしてくれます。植物の構造を自然な色合いで、緻密に描き出してくれました。

しかし、なんといっても、撮影をする時のベローズ(PB-4)の1つ1つの作業が心地よいのです。 蛇腹を伸ばして拡大倍率を調整し、ノブを回してピント調整。オニギリのような形をしたストッパーをかけてレリーズ。しっかりと作り込まれた機構を操作している満足感に満たされます。ちょっと固いスイングシフトレバーは愛嬌ということで。

くせのあるレンズなのでなかなか一発勝負の現場には持ち出せませんが、時々このように野外の空気に触れさせてあげるようにしています。
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