オオカマキリの卵鞘

冬の谷津田の一角。

低木のウツギの枝に産み付けられたオオカマキリの卵鞘です。気温や湿度の急激な変化から卵を保護するために、卵塊の周りが分泌物で覆われた独特の形状をしています。

オオカマキリの卵鞘は大きくて、丸いマシュマロのよう。林の中ではなく、開けた場所に多いので、真冬のこの時期にはよく目立ちます。

まばらにぽつぽつとあるわけではなくて、狭い場所に集中して産み付けられているのも興味深いところ。
この場所でも50cm四方ぐらいの中に5個の卵鞘が産み付けられていました。