投稿日: 2013年6月2日2013年6月2日 投稿者: Hidekazu Hommaノアザミ 5月頃から咲き始めるノアザミの花。人里周辺で最も普通に見られるアザミです。 総苞片の背軸側の中肋には腺体(少し白っぽい部分)があり、球形の総苞はよく粘ります。 花の先端部。5本の雄しべの葯が合生して円筒状になっています(濃い紫色の部分)。刺激を与えると、基部の花糸部分が縮み、この円筒の内部にある花粉が押し出されて出てきます。 コアオハナムグリがこの花粉を目当てにノアザミの花に来ています。中心部の筒状花の花粉が見事にすべて食べられています。