ベニキジラミ
アサヒナカワトンボ
クスノキの新緑
林道に垂れ下がるヤマツツジ
鮮やかな赤色の花が美しいヤマツツジ(Rhododendron kaempferi var. kaempferi)。
道沿いには、花を密につけた枝が垂れ下がる個体をよく見かけます。
このような個体を撮影する時には、風が大敵。開けた場所なので、ちょっとした風でも枝が揺れます。
根気よく風が止むのを待つのも大事ですが、今回はISO感度を上げ、ブレないギリギリのシャッター速度にして撮影しました。
ノアザミが満開
フジにはクマバチがよく似合う。
ホタルカズラの花
沢筋のタニギキョウ
タニギキョウ(Peracarpa carnosa)はキキョウ科のタニギキョウ属の多年草。
タニギキョウ属は、東アジア地域にに1属1種が分布してます。
このタニギキョウは、太平洋側と日本海側で大きく分布パターンが異なることが知られています。
太平洋側では沢筋などの主に湿った環境に分布が限定されるのに対し、日本海側でブナ林の林床に広く分布するといった面白い分布パターンを示します。
この南房総市内の産地では、暖温帯域の北向きの湿った法面に群落を形成していました。
スハマソウの葉
素掘りの水路トンネル
房総の林道を走っていると、数多くの素掘りの隧道(トンネル)に出くわします。
基岩が比較的柔らかい堆積岩が多いため、重機がなかった時代でも工事が可能だったからでしょうか。
今日の画像は、人が通る道ではなく、水路のためだけに掘られた隧道。
まっすぐに掘られていることや、垂直に整えられた側面など、掘削した方の丁寧な仕事ぶりが伺えます。
水量がたくさんある大きな谷戸の沢の水を分水し、隣の谷戸へと送っているようでした。
今は、田植えの時期。水路にはたくさんの水が満たされて勢い良く流れていました。