初めてJシリーズの珪藻プレパラート(MWSさん製作)を入手しました。
あのとっても小さな小さな珪藻の被殻が、1枚のプレパラートの中に、なんと26種類も整然と並べられているという驚異的な作品です。
その中から、いくつかの種類をご紹介しましょう。
ラグビーボールのような形のもの。
星型のもの。ミツカドケイソウ属(Triceratium)。
丸の中に風車のような模様があるものもあります。
カザグルマケイソウ属(Actinoptychus)の仲間です。
こちらは、昆虫の頭部のように見えます。BiddulphiaOdontella属でしょうか。
四角い形をした珪藻もあります。中央部付近には、格子状の微細構造があります。
頂点付近にピントを合わせると、さらに細かい点状の微細構造が見られます。
このように、1つ大きな構造が見えるようになると、次にさらに細かい微細構造が見えてきて、新たな発見がある!というのが珪藻観察の醍醐味です。
最後は、クチビルケイソウ属(Cymbella)。
前回と同様に、乾燥系40倍の対物レンズを使用した、コリメート法による撮影ですが、画質は向上しているように感じます。
実は画像はまだまだ改善点だらけなのですが、顕微鏡を覗いた時の感激に少しでも近づけるよう、これからも取り組んでいきたいと思います。