縁あって、発売初日に届いたオリンパスのミラーレス一眼のフラグシップ機 OM-D E-M1。
朝一に宅急便で届いたのですが、日中は予定が立て込んでいていたので、そそくさとバッテリーだけを取り出して充電するのが精一杯。
なんとか夕刻前の時間に間に合って、急いでセッティング。
日没までの時間が限られていたため、庭のヤマトシジミをモデルにして、早速試写したのが上の写真。
使用したレンズは、ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro & EC-14(絞りはF3.5に設定)。
野外での手持ち撮影です。
ちまたでは、好感度におけるノイズの少なさが話題にされることが多いですが、ISO感度を上げての撮影をほとんどしない自分としては常用する低感度(ISO200)における画像処理の方が気になるところ。
結果はというと、これが予想以上に解像感が良いです。
新画像処理エンジン”TruePic Ⅶ”に搭載された”ファインディテールⅡ”は優秀。
2枚目の写真は、1枚目の写真の後翅の付け根付近をピクセル等倍で切り出したものですが、翅の表面にある鱗粉1枚1枚がしっかり解像されています。
こちらも、2枚目と同じピクセル等倍切り出し画像。
脚の付け根付近の毛の描写を見るとわかるのですが、光量が少ない状況でも、像がすぐに破綻してしまうことがなく、かなり粘ってくれているのが非常に好印象。
まだまだ色々なシチュエーションで使用してみないと、総合的に判断することは難しいですが、
小さなボディの中に非常にポテンシャルを秘めた、”ワクワクするカメラ”だということは断言できます。