今日の珪藻は、ミツカドケイソウ属(Triceratium)で、星形の形をしたもの。
前回までは、深度合成した画像をそのまま紹介していましたが、今回はさらにその画像をネガティブ処理しました(上の写真)。
このテクニックもプランクトン・ベントス観察における深度合成技術の活用事例で紹介されていたもの。
走査型電子顕微鏡で得られる画像に類似した表現が可能で、背景のノイズを軽減できるメリットがあるとのことで試してみました。
ネガティブ処理する前の元画像はこちらです。
元画像も悪くはありませんが、ネガティブ処理したものの方が、珪藻の透明な被殻が輝いている様子を再現できているように感じます。
それにしても、この珪藻被殻の複雑な構造に感嘆しないわけにはいきません。