スカシユリの開花

開花したばかりの新鮮なスカシユリの花。
花被片の間に隙間があるのが、本種の名前の由来。鮮やかな橙色の花を上向きに咲かせます。

後ろの崖に見える橙色の点1つ1つがスカシユリの花になります。今年は例年よりも開花株が多い気がします。

スカシユリの株元に目を移すと、キク科の葉があるのがわかります。これはイソギクの葉。スカシユリの花の後ろに垂れ下がる大きな単子葉の葉は、ハチジョウススキ。

このような組み合わせで見られる植物群集には、名前が付けられていて、”ハチジョウススキーイソギク群集”と呼ばれています。

フォッサマグナ地域の海食崖に典型的に見られる植物群集の1つです。