ササグモ科の徘徊性のクモ。
ごくごく一般的な種類ですが、微細な構造には、見どころが満点。
まずは、なんといっても、歩脚の黒い棘が非常に目立ちます。
これは、獲物を捕まえる時に役だっているそうです。
また、ちょっと大きめの単眼の愛くるしい表情も魅力的です。
8個の単眼が少し歪な円環状に配置されているのがササグモ科の特徴。
今回は、一番背側にある、単眼にアイキャッチを入れています。
このササグモがいたのは、ヒナタイノコズチの花序。
曇天の空を背景にするために、カメラを地面スレスレの低い位置から上に向けて撮影しました。このような縦位置構図のローアングル撮影の場合、バリアングル液晶のある機種だと非常に使い勝手が良いですね。
ササグモの単眼の配置の特徴などは、こちらの写真の方が、わかりやすいです。
1枚目とはちょっと違うテイストで描いてみました。