磯浜の岩の上に定着した、ウチワサボテン類の一種。
おそらく園芸種として持ち込まれた個体が逸出したもの。
この個体は、高さは2m以上まで成長していました。
南房総地域のフィールドで、ここまで大きな個体を見たのは初めて。
千葉県の外来植物検討委員会では、アツバキミガヨラン(こちらの方がよく見かける)と一緒に、景観上の問題がある種類としてリストアップされています。
磯浜の岩の上に定着した、ウチワサボテン類の一種。
おそらく園芸種として持ち込まれた個体が逸出したもの。
この個体は、高さは2m以上まで成長していました。
南房総地域のフィールドで、ここまで大きな個体を見たのは初めて。
千葉県の外来植物検討委員会では、アツバキミガヨラン(こちらの方がよく見かける)と一緒に、景観上の問題がある種類としてリストアップされています。
海岸線を歩いていると、短い距離の間に、砂の質が大きく変わる場所があることに気が付きます。
細かく砕かれた貝殻が多く含まれるところや白っぽい細かい砂が卓越する砂浜があるかと思えば、砂鉄が多く黒っぽい色をした砂浜もあります(上の写真:館山湾にて撮影)。
この違いがなぜ生まれるのか?
その砂浜を構成する物質の供給源の違い(河川から運ばれてきたのか、その場所の岩が砕かれてできたのか)に加えて、波による侵食の度合い(侵食されている場所なのか、反対に運ばれてきた砂が堆積する場所なのか)によって、その砂浜の特性が決定されているとのこと。
侵食が卓越している場合には、比重の大きい砂鉄が表面に残るパターンが多いそうです(参考文献)。
今回の砂浜もそのような場所だったのかもしれません。
詳細に検証しないと、はっきりとしたことは言えませんが。
MWSさんのプレパラートから。
国内では北海道の一部の河川でしか見られない貴重なもの。
愛くるしい表情がある(ように見える)珪藻です。
今季の冬の重点テーマは”顕微鏡の撮影技術の向上”。
顕微鏡で微細な構造を写し止めるためには、主に4つの分野に分かれた複合的な技術を磨かなければなりません。
完全に調整されたMWSさんのプレパラートを用いることで、2番目、3番目の顕微鏡とカメラの問題を1つずつ潰していく方針です。
使用している対物レンズは、Nikon Plan Apo 40x (NA=0.95)。乾燥系でどこまで迫れるのかのチャレンジです。
まずは、モノクロ撮影。
顕微鏡では、フィルターを用いて緑色の単色光で偏斜照明します。
カメラ側は、1秒程度の長時間露光で撮影します。フォーカルプレーンシャッターもしくは手ぶれ補正機構ユニットに起因すると思われる”微ブレ”を軽減させるための対処策です。
得られた画像です。
四角形のTrigonium属の先端部分付近です。
先日の画像では、微細構造が点状にしか見えていません。
一方、今回得られた画像では、この先端部分付近にびっしりと小孔が配列している様子がははっきりわかります。
まだ、画面のざらつきが気になりますが、概ね満足する画像が得られました。
緑色の単色光と長時間露光の2つの効果は予想以上に大きいです。