フキノトウ
ホトケノザの花が満開
鮮やかなスミレモ
海岸のEuphorbia
春の日差し
セイヨウタンポポ
ムラサキウニの殻
カワウの群れが集団営巣地へ戻る
強い西風の贈り物
ハマゼリ
結実期を迎えたハマゼリ。一緒に生えているのは、イソヤマテンツキ。
海岸の砂地に生育する個体は、上の写真のように草丈は非常に低くなります。
果実の隆条(表面の隆起)は太く、そのすべてがほぼ同じ形状です。
越冬に向けて、新たに形成されたロゼット葉。光沢のある羽状複葉の様子がよくわかります。
イソヤマテンツキ
海岸付近の磯の上や水たまりのような湿地に生育するカヤツリグサ科のイソヤマテンツキ。
護岸工事や埋め立て等により生育地がなくなり、見られる場所が少なくなってきている植物の1つ。
県南部の沿岸域にはまだ点々と生育地があり、特に南房総周辺にはこれが多産する場所がいくつか知られています。
これらの写真は、その産地の1つで撮影したもの。この産地では、地層の向きの関連からか豊富な淡水が湧き出ている場所があり、その細い水の流れや水がたまった場所の周辺にこのイソヤマテンツキが優占した群落が見られます。
台風の風雨の影響で、縮れた葉が多い状況でしたが、小穂を無事に観察することができました。
光沢のない褐色の小穂を3〜5個つけます。小穂に稜角はありません。